代表紹介

古田 宏幸 (ふるた ひろゆき)1988年生まれ

2011年 理学療法士免許取得
総合病院、整形外科勤務を経て治療に特化した技術を研鑽する。
西洋医学、東洋医学、アジア・ヨーロッパ徒手医学、アメリカ徒手医学など世界中の手技治療を学び実践する。
11年間の臨床を経て古田式即興治療メソッドを開発する。

 

なぜ、私が理学療法士として治療にこだわっているのか?

 

多くの症例を診ていく中で「なぜ、この方の痛みは取れないのか?」

 

常にそう疑問を持って臨床に立っていたある日、気づいたことがあった。

 

「痛みの場所には原因がない」ということだった。

 

病院には毎日のようにリハビリに来て電気を当てたり、マッサージを受けたりしている患者さんが大勢いる。

 

しかし、実際にしっかり痛みが取れて生活を自立できるようになった症例は一握りだ。

 

ほとんどが「慰安目的」のリハビリになっていること、痛いところに低周波、ホットパック、マッサージやストレッチ。

 

それでもあっという間にリハビリの期限を迎えて、医院を転々としている患者さんが多く存在する。

 

忙しさにかまけて何となくマッサージっぽくリハビリしている若い頃の自分を思い出す。

 

それは患者さんにとって本当の意味でリハビリになっているのだろうか?

 

「膝はもう手術と言われてるんです。」そう話した女性の高齢者を担当していた。

 

当時は膝ばかり着目して筋トレやストレッチを行っていたが改善の兆しが見られなかった。

 

ある日、骨盤からアプローチをかけたら翌日から突然、来院しなくなった。

 

「まずいことしたかな・・・?」そんな考えがふと浮かんだが、1週間後電話があった。

 

「膝が全く痛くなかったから家族と海外旅行に行っていた」「また予約をしたい」と。

 

正直、安堵した。余計に悪くなってしまったのではないかと不安だったからだ。

 

しかし、状況は変わった。

 

今まで何ヶ月も膝ばかり着目していたのが骨盤に着目した時に突然、「痛みが取れた」からだ。

 

そこから膝を全く触れずに骨盤に対して重点的にアプローチすると今まで痛がって杖をついていた患者さんが杖を自宅に忘れてきた。

 

やはり、膝が悪いのではなかったのだ。

 

ということは、骨盤だけじゃなくて足関節はどうか?上肢からの影響はあるか?

 

落ち着いて一つずつ評価していく。

 

「今までで一番、体が軽くて調子が良い」

 

それから1ヶ月後、「手術はしばらく様子を見ようと医者に言われたわ!」と。それ以来、彼女は来院しなくなった。

 

「あぁ、これが治療しているってことなんだな」そう思えた時に自分の中で何かが壊れたように考えが変化した。

原因には必ず理由がある」
「しかし症状=原因ではない」
「痛みは結果的に生じており、原因は違う所にある」

 

その考えに至った時、臨床は大きく変化した。

 

いつの間にかリハビリの予約枠は溢れており、地域でも少し名の知れた立ち位置になっていた。

 

これが理学療法士としてあるべき社会貢献のカタチなのではないだろうか?

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

初めまして。理学療法士の古田 宏幸です。

治療に特化して突き詰めた理由は「マッサージやおしゃべりで誤魔化したくなかった」というちょっと偏屈なプライドから発生したと考えます(笑)でも、きっとこのページをご覧になっている方も少なからずそう感じているはず!

自分だけが治療をしても社会には何百、何千万人もリハビリを必要としている人がいます。理学療法士は私が免許を取得した2011年から比較して約3倍以上に増加しています。それはつまりリハビリの供給は十分に満たされた、と思えますが

 

実際は「臨床に悩みもがいている」セラピストが圧倒的に存在します。

 

「自分だけが治療できても社会には焼け石に水だ」そう感じてこの活動を起こします。

「誰かだけができるスキルではなく全てのセラピストができるスキル」を私は世に問うていきます。

皆さんの目の前の患者さんが少しでもリハビリを通じて楽になってくれるように。
悩む臨床家たちのお役に少しでも立てるように。私は活動していきます。

少しでも「一緒に学んでみたい」と思えた方は是非、当会の門を叩いて診てはいかがでしょうか。

 

お待ちしております。

 

E-mail:iopt.furu.2016@gmail.com
LINE:https://lin.ee/n89N4gS